NECネクサソリューションズは4月13日、ウェブベースERPパッケージソフトウェアGRANDITの販売を開始すると発表した。
GRANDITはウェブベースのERPで、中堅/中小企業の幅広いニーズにきめ細かく対応できる製品という。グローバル対応(輸出入/多通貨対応)、セグメント(管理区分)の柔軟性、大量トランザクションへの対応、データ活用などビジネスインテリジェンス機能の強化、グループ企業間での同一システムの利用(シェアードサービス)といった特徴を備える。
マイクロソフトの.NETを全面的に採用しており、モジュール単位での段階的な導入が可能。「標準のウェブブラウザでクライアント/サーバ型システムと同等以上の操作性を実現できる」(同社)
当初、製造/装置業の顧客を中心に販売活動を展開し、その後対象を全業種に拡大する。「ユーザーとしては、年商50億円〜1000億円という幅広い企業層を想定している」(同社)
GRANDITの価格は、販売会計システムを25クライアントで利用した場合、ハードウェア込みで約5000万円から。
なお、同社は同ソフトウェアの販売開始に合わせ、GRANDITコンソーシアムにも参加した。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」