電子情報技術産業協会(JEITA) パーソナルコンピュータ事業委員会(片山徹委員長・NEC 執行役員常務)は4月12日、昨年発行した「無線LANセキュリティ」に関するガイドラインを細部にわたって見直し、内容を充実させたガイドラインの改訂版を作成、発行したと発表した。
同事業委員会では、「パソコンを正しく使うためには、無線LANのセキュリティを講じることが重要で、ユーザーに理解、PRするのはメーカーの責任である」との認識のもと、監督官庁である経済産業省とも相談し、昨年8月に「無線LANのセキュリティ」に関するガイドラインを発行。パソコンメーカーおよびネットワーク機器メーカーを通じてパソコン利用者に注意を喚起するとともに、セキュリティの重要性を再確認し、速やかにセキュリティ対策を講じるよう要請してきた。
しかし、最近になっても、無線LANのセキュリティ機能の設定を行わないまま使用したために通信の内容を盗み見られたり、自分のパソコンに他人が侵入したり、事態が改善しないことから今回のガイドライン改訂に至った。新たに盛り込んだ主要なポイントは、(1)メーカー各社に対し用語の統一へ向けたガイドを提示、(2)簡単・確実にセキュリティ設定が行えるよう、メーカーとしての対応を明記――の2点。
JEITAでは、改訂版のガイドラインをWebサイトで公開するとともに、関連メーカーに対し、ガイドラインに即して利用者へ注意を喚起するよう要請した。また、同協会に非加盟のパソコンメーカーにも同様の対応をするよう要請するほか、同協会からプロバイダおよび販売店などの関連業界団体にも協力を要請する予定。
なお、今後、マニュアルの改善やセキュリティを簡単に設定できるように改善するなど、引き続きセキュリティ対策の向上について業界で検討していく方針。
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