サン・マイクロシステムズは4月5日、日本ペイントが基幹システムでサンのサーバ向けソフトウェア群Java Enterprise System採用を決めたと発表した。「日本ペイントは、販売、物流、生産管理、人事、会計などの業務を処理する基幹システムをJava Enterprise Systemベースとすることで、総所有コスト(TCO)の半減を目指す」(サン)
日本ペイントの計画によると、現在メインフレームで構築されている基幹システムを、2006年までにすべてSolarisオペレーティングシステムを中心とする環境に移行させる。新システムでは、Java Enterprise Systemに含まれるソフトウェアのうち、ディレクトリサーバ、アイデンティティサーバ、ポータルサーバ、メッセージングサーバ、ウェブサーバなどを使用する。ハードウェアは、フロントエンド処理用にブレードサーバのSun Fire B100s、アプリケーション処理用にSun Fire V480、同V440、同V240、データベース用にSun Fire V1280、同 V880を選択した。
なお、従業員数に応じた年額払いのソフトウェア群Java Enterprise Systemの採用は、日本ペイントが国内初の事例という。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方