松下電器産業 パナソニックマーケティング本部は4月2日、DVD-RAMやDVDオーディオなど多彩な光ディスクと記録フォーマットを再生でき、マイクロソフトの「HighMAT(ハイマット)」規格に対応した再生専用DVD/CDプレーヤー「DVD-S37」を4月20日に発売すると発表した。価格はオープンプライス。月産台数は1万台。
新製品は、高画質と高音質を追求したプログレッシブ機能搭載のDVD/CDプレーヤー。アドバンスト・プログレッシブ再生機能によって、映像のディテール部も忠実に再現。さらに、ワンタッチAVエンハンサー機能によって、ボタン一つで閲覧するソフトに合わせて最適な画質・音質を自動設定することが可能となり、誰でも簡単にDVDやCDの高画質・高音質再生を楽しめるようにした。
また、マイクロソフトの「HighMAT」規格に対応。同規格は、画像、音声、動画など種類の異なるコンテンツを、PCだけでなく一般のAV機器でも利用するためのデジタルメディア(CD-R/RWなど)に記録する際の新規格。WMA/MP3/JPEG/WMV/MPEG-4形式ファイルと、そのコンテンツに付加されるプレイリスト、メタデータ、サムネイル画像などの情報に対応しており、PCとAV機器間での共通利用を可能にするとともに、優れた操作性や検索性を実現する。
なお、新製品で再生できるフォーマットは、映画ソフトなどのDVDビデオや音楽CDなどの光ディスク、家庭用のDVDレコーダーで録画したDVD-RAM、普及の進むDVDオーディオディスクなどの光ディスク、圧縮音楽(MP3/WMAなど)やデジタルカメラで撮影したJPEG(静止画)ファイルなど。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」