インテックと日本オラクルは3月12日、金融機関向けの渉外支援/融資資産管理ソリューションの開発および提供で協業すると発表した。これにより、インテックは金融機関向け総合情報系システムF3(エフキューブ)の基盤として、日本オラクルのLinux対応製品を導入する。さらに、日本オラクルの金融機関向けソリューションと連携させ、より低コストかつ包括的な業務支援ソリューションの提供を目指す。
インテックは、F3の次版に含まれる渉外支援アプリケーションF3 for SFAの基盤として、日本オラクルのLinux版Oracle Database 10g、Oracle Application Server 10g、Oracle Customer Modelを採用する。「その結果、従来の約3分の1のコストでF3の渉外支援ソリューションが提供可能となる」(両社)
また、両社はF3ソリューションを日本オラクルの「融資資産マネージメントソリューション」と連携して提供する。こうすることで、「渉外支援システムから、融資稟議システム、格付け/自己査定システム、収益管理、四半期決算システムまでを対象とする融資業務全体について、効率化を実現するソリューションを提供できる」(両社)という。
F3 for SFA、日本オラクル製品のライセンス、ハードウェア費用、導入費用を含むソリューションの標準価格は6000万円から。
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