インターコム(高橋啓介社長)は3月11日、Windowsパソコン向けデータ復元ツール「Super ファイル復活」を4月2日に発売すると発表した。価格は、パッケージ版が1万円、ダウンロード版が7500円。
新製品は、パソコンを操作中にうっかりファイルを削除してしまったり、「ごみ箱」を空にしてしまった場合などの緊急事態に、削除や消失したファイルを後からでも簡単に元のデータに戻せるソフト。
パソコンのハードディスクやデジカメ内のデータを始め、フロッピーディスク、スマートメディアやメモリースティックなどのリムーバブルメディアのデータも復活させることができる。
とくに、これまで同種の復元ソフトではできなかった一太郎、Word、Excelなどのビジネスソフトや、BMP、JPEG、GIFなどのグラフィックスファイル、メール(Outlook Express)やZip、LZHの圧縮ファイルなど、パソコン上で頻繁に使われている約30種類のWindows標準ファイルタイプのプレビューが可能で、紛失したファイルの内容を確認してから復活操作を行えるのが大きな特徴。
ファイルタイプの検索には、Windowsファイルシステムの情報(ファイル名や日付、拡張子など)ではなく、データそのものを解析し推測するアルゴリズムのAI検索エンジンを使用しており、約90種類以上のファイルタイプでの自動分類を実現した。
また、プログラムの操作を自動ナビゲートするウィザード形式を採用し、3ステップの簡単なオペレーションで実行できるよう工夫している。CD-ROMで直接Windowsを起動できる機能も搭載しており、突然のPCクラッシュの場合にも、新製品の導入によって、対象となっている復活データが上書きされないようしている。
さらに、フォーマットしてしまったディスクドライブやパーティションからのデータ復活を可能にする、セクタレベルでのデータトレースにも対応。クラスタレベルよりもさらに詳しい検索が可能となっている。
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