リクルートは、同社の運営するエンジニア向け仕事・報酬・職場・生活・転職に関する研究レポートを毎週発信するウェブサイトであるリクナビNEXT『Tech総研』において、「エンジニア注目企業TOP20求人動向」の2004年3月版を発表した。
このレポートは、「ソフト・ネットワーク」、「電気・電子・機械」の2ジャンルに分かれ、アンケートに基づき、それぞれのエンジニアに人気の高い20社プラスアルファの企業をピックアップしたもの。取材による1社ごとの企業の注力分野・中途採用の実績/計画や、さらにその2ジャンルごとの全般的動向分析も掲載しており、自分のいる業界も含め、大きな変化の波をつかむこともできる。
今回発表した3月版の概要としては、「ソフトウェア・ネットワーク」系では、好調なデジタルカメラ・携帯電話・薄型テレビおよび自動車関連技術に関する組込みソフト開発者や制御系ソフト開発者に注目が集まっており、かなりの売り手市場となっている。IT企業の採用ニーズも緩やかに立ち上がり基調にあるとしている。
また、「電気・電子・機械」系では、メーカー全般に採用意欲は高く、昨年から好調だったデジタルカメラ・自動車のニーズ以外にも、DVD、Blu-ray Disc、薄型TVなどのAV系商品や、携帯電話などさまざまな商品やデバイスにかかわるエンジニアのニーズが高まっているという。
あわせて、サイト上のランキング投票によって、2ジャンルともにKDDIが3ランクアップするなど、企業のランキングにも変動があった。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス