NTTドコモは、同社の出資するアメリカ第3位の規模を有する携帯電話会社AT&T Wirelessの買収をめぐり、Cingular Wirelessが買収することでAT&T WirelessとCingular Wirelessが合意に達したとの通知を受け取ったと発表した。Cingular WirelessがAT&T Wirelessの株式を1株あたり15ドルの現金で買い取る。買い取りの総額は410億ドル。2004年後半には買収が完了する見込みとされる。
AT&T WirelessにはNTTドコモが16%出資しており同社が筆頭株主だが、今後の動きについてNTTドコモは、自社の保有するAT&T Wireless株式がすべて現金に交換されるなどのことが予想されるとコメントとしており、現時点ではNTTドコモは「株主価値最大化の観点から、最善の策を講じてゆく」(同社)
Cingular Wirelessは現在アメリカ市場で第2位の携帯電話会社。今回の買収により、Cingular Wirelessは4600万人を顧客とする同市場最大のキャリアとなる。
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