英Cable & Wireless(C&W)の日本法人ケーブル・アンド・ワイヤレス・アイディーシー(C&W IDC)は、国際データ通信サービスの提供エリアをインドに拡張するために現地の大手サービスプロバイダReliance Infocommと提携した。C&W IDCが2月4日に明らかにしたもの。このネットワークを通じ、インド国内でATM、フレームリレー、マネージド専用線、IP-VPN QoSといったソリューションの提供を同日より開始する。
新しいデータ通信ネットワークは、インドの3都市(ムンバイ、バンガロー、チェンナイ)にアクセスポイントがあり、企業拠点エリアの約60%をカバーしているという。Relianceがインド国内のバックボーンを提供し、インド沖の東西両方面から伸びる多重海底ケーブルを通じてC&Wの国際データ通信ネットワークに接続されている。
このネットワークまでのアクセス回線は、Relianceが提供する。上記3都市以外に拠点を持つ企業も、Relianceのネットワークを通じてC&Wの国際ネットワークに接続できる。各種サービスの提供は、C&Wの現地法人であるCable & Wireless Indiaが担当する。
またCable & Wireless Indiaは、需要の増加に伴いネットワークの帯域幅と規模を拡大することも予定している。
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