毎日新聞社とマイクロソフトは1月15日、毎日新聞のニュースサイト「Mainichi INTERACTIVE」とマイクロソフトのニュースサイト「MSNニュース」を統合し、「MSN-Mainichi INTERACTIVE」を提供することで合意したと発表した。新サービスは4月5日から開始される。
毎日新聞は、コンテンツの取材や編集、広告企画の企画営業を担当。マイクロソフトはオンライン広告の営業を担当する。MSN-Mainichi INTERACTIVEでは、速報ニュースや特集コーナーを公開、ポータルサイトとしてMSNが培ってきた操作性や使用感の高さがこれに加わるという。また、地方版を含む全記事を2カ月間保存し、記事の本文下に関連記事への見出しを表示する。
毎日新聞では、松下電器産業の協力を得て、新聞業界の国際標準規格「NewsML」に完全対応したコンテンツマネジメントシステムをすでに導入している。NewsMLの特性を生かし、ジャンル、関連記事、地域情報を一元管理することで、ユーザーの利便性が向上するとしている。また、MSNが将来的に予定しているアラート配信サービスに対応する。MSN-Mainichi INTERACTIVEでは、ユーザーが個々に関心のある分野のニュースだけをPCや携帯電話で自動的に受け取れるサービスを提供する予定だ。
なお、統合に伴って、現行の両サービスは終了となる。また、毎日新聞の会社案内やイベント情報などは、新設される毎日新聞の公式サイトに掲載される予定だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」