三洋電機は1月7日、ホームネットワーク事業の推進と強化を図るため、ホームネットワーク統合化技術「DarWIN」を基盤とした新しいホームネットワーク統合システムを開発し、花博記念公園ハウジングガーデン内の三洋ホームズのモデルハウスに導入したと発表した。
同社では、ホームネットワーク化に向けた取り組みとして、異なるメーカーの白ものネット家電の互換性確保のために「白もの家電のiReady化」を提唱し、ネット家電の普及促進とネット配信サービスの共通化を進めている。さらに、技術仕様の異なるさまざまな機器を統合的に制御でき、長寿命住宅にも適応できるホームネットワーク統合化技術「DarWIN」の開発を進めてきた。
「DarWIN」の主な特徴は、
――など。
今回、「DarWIN」のコンセプトに基づく新たなモデルシステムを開発し、花博記念公園ハウジングガーデン(大阪市鶴見区)内に新築した三洋ホームズのモデルハウス(1月10日オープン予定)に導入。このモデルハウスを実証実験の場として提供し、ユーザーに新しいライフスタイルを体験してもらうことにした。
今後、同モデルハウスで得られた意見を、商品、システム、サービス面に生かし、1年後をめどに、三洋ホームズの実販住宅への導入準備を進めるとともに、三洋電機グループ内の住設システム事業部門やソリューションビジネス部門を通じて、他の住宅メーカーやデベロッパへも積極的な販売活動を推進していく考え。
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