日本テレコムは1月6日、新社長に倉重英樹氏を、専務執行役に富村隆一氏を任命することを決定した。両氏は2月に着任する。また、これを受けて現社長のロナルド・レメイ氏は取締役代表執行役になる。
倉重氏は、日本IBMにおいて、創成期にあったサービス事業の立ち上げ・育成を行なった後、プライスウォーターハウスクーパースのコンサルティング部門(PwCC)に移り、日本のPwCCを名実ともに有数のコンサルティング会社に成長させた。
富村氏は、日本IBMで金融業界へのセールスを担当した後、リクルートでは同社のネットワーク事業の責任者としてビジネス拡大に貢献した。1994年にPwCCへ移った後は、複数の主要な事業分野を立ち上げ、またマーケティング、人事、総務といった経営の主要分野の責任者を歴任している。
「倉重氏と富村氏は日本テレコムのリーダーシップ・チームにとって必然的な選択だ。彼らの市場に対する深い知識と豊富な経験、そして個々のリーダーシップの能力は日本テレコムにとって最善の選択でもある」とレメイ氏はコメントしている。
また、取締役会議長のウィリアム・エズレー氏は「倉重氏と富村氏は両氏とも様々な市場に対して精通しており、ワールドクラスのエグゼクティブだ。また彼らの知識は、日本テレコムの成長戦略を追求していく中で非常に大きな利益をもたらしてくれる。私達は、彼らが“日本テレコム”というチームへ参画していただけることを大変嬉しく思う」とコメントしている。
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