米インテル、2004年はCentrinoの年に

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 米Intelは、来年の必須アイテムはCentrino搭載のノートPCだ、というメッセージで個人ユーザーを説得しようと決意を固めている。

 Intelは、今年の前半から個人ユーザーに対して、ノートPC向けの同チップバンドルを宣伝してきているが、2004年には新しい広告キャンペーンと一連の新製品を発表して、この取組みを一段と強化する計画だ。

 Pentium Mチップをさらに高速・高性能にしたDothanチップと、802.11g機能を提供するデュアルバンドWi-Fiモジュールは、両方とも来年の第1四半期にCentrino搭載のノートPCに採用されると見られている。印刷媒体とテレビ向けの新しい広告も現在準備中だ、とIntel幹部は述べている。

 一連の新チップ投入とマーケティングキャンペーンの梃子入れで、Intelは個人ユーザー向けノートPC市場における、Centrinoの存在感を高めることを狙っている。同社は、パソコンメーカーが個人ユーザー向けノートPCの機動性を改善し、さらに薄く、軽く、またもっとワイヤレスフレンドリーなモデルを出せるよう力を貸せたらと考えている。

 Intelはまた、新しいCeleronプロセッサを投入するとも見られている。このプロセッサは、薄型軽量のノートPCの価格を引き下げ、現在人気の高いデスクトップPC代わりのPentium 4搭載ノートPCの価格に近づけるものとなる。

 Intelは、自社のエンジニアリングおよびマーケティング用のリソースをこの分野に投入するが、いっぽうパソコンメーカー各社は、Centrinoがいくつかの課題に直面すると述べている。その1つは、「大きければいい」というユーザーの考え方を変えるということだ。これは、ユーザーがより大きなテスクトップPCに代わるノートPCばかりを選択しないようにすることや、またプロセッサのクロックスピードだけを選択基準にしないようにすることを含む。

 Intelの主力モバイルプロセッサとして2002年に急速に市場を支配したPentium 4と違い、Centrinoチップバンドルは、いくつかのカテゴリに分類される階層化した市場を対象にしている。このなかには、通常CeleronやAMDのAthlon XP-Mを搭載した、価格に敏感なユーザー向けのノートPCや、Pentium 4プロセッサを搭載した高性能、大画面のデスクトップ代替ノートPCが含まれる。現在Centrinoが狙う機動性重視で設計された軽量モデルは、この2つの中間に位置する。

 低価格のノートPCとデスクトップ代替ノートPCが市場を支配しているなかで、Centrino搭載ノートPCは2台め、3台めのノートPCとして買われていると、パソコンメーカーやアナリストは述べている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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