米マイクロソフト、Windows XPアップデートのテスト版を公開へ

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 米Microsoftは、Windows XPの次期アップデート版に関して、まもなくそのテストバージョンをリリースする。このアップデートでは、いくつかのセキュリティ機能を追加し、BluetoothやWi-Fiを使ったネットワーク接続のサポートも改善されている。

 Windows XP Service Pack 2のベータ版は、Microsoftの開発者用ウェブサイトからテスターに向けて間もなく公開されると見られている。Microsoftによると、最終バージョンのリリースは来年前半の予定だという。

 同社が報道各社に配付した資料には、「Windows XP SP2のベータ版には、ソフトウェア開発者およびIT専門家に早期テストを実施する機会を提供し、Microsoftが顧客からの貴重なフィードバックを得られるようにする目的がある」と記されている。

 Service Pack 2でのセキュリティ関連の改善点には、これまでInternet Connection Firewallと呼ばれていたWindows Firewallの強化バージョンや、ポップアップ広告をブロックし、望まないダウンロードやソフトウェアのインストールを防ぐソフトウェアなどがある。同社はまた、一部のハッカーによって悪用されてきたWindows Messengerサービスも停止した。

 改善されたファイヤウォールはデフォルトで有効になっており、アプリケーションの許可がない限り、すべてのポートが外部ネットワークからの情報受け入れを防ぐようになっている。

 Microsoftはさらに、バッファオーバーラン系のセキュリティホールを削減するさまざまな処置を講じたことも明かしたが、このような脆弱性を完全に排除するのは不可能だとも警告している。

 「1つのテクニックだけでは、このような脆弱性を完全に排除することはできない。だが、Microsoftはさまざまな手段を用いて攻撃の可能性と潜在性を低下させるべく、多数のセキュリティ技術の採用を進めている」(Microsoft)

 さらに同社によると、新しいWindows XPでは、重要なアップデートを自動的にダウンロードし、インストールする自動アップデート機能を、簡単に使えるようになるという。

 Microsoftでは、規模の小さな企業や個人ユーザー向けに追加されたセキュリティ機能の重要性を強調している。

 「Blasterのようなネットワークベースの攻撃に対する対策は、インターネットに接続されたすべてのコンピュータに必要だ」(Microsoft)

 Microsoftによると、新しいService Packは、短距離向けBluetoothワイヤレス技術の新バージョンをサポートするようWindows XPをアップグレードするという。さらにこれには、無線LAN接続用のユーティリティも搭載されており、一般向けに無線ウェブアクセスを提供しているさまざまなホットスポットで、専用ソフトがなくてもPCをネットワークに容易に接続できるようになる。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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