米OSDLにノベルが参加、Linuxへの広範なコミットメントを強化

 米オープン・ソース・デベロップメント・ラボ(OSDL)は12月10日、ノベルがOSDLに参加し、エンタープライズ・コンピューティングでのLinux利用を推進するための重要なイニシアチブに参加すると発表した。

 現在、ノベルは、世界中の同社の顧客に対し、Linuxベースのソリューションを積極的に提供しており、先月には、SUSE LINUXを買収することに合意し、Linuxプラットフォームに対するエンタープライズクラスのサービスとサポートの提供を拡大している。

 今回、ノベルでは、データセンターLinux(DCL)ワーキンググループなどのOSDLのイニシアチブに参加する予定で、同ワーキンググループでは、データセンターで利用するため、Linuxを堅牢にすることにフォーカスしている。

 なお、OSDLへの参加にあわせ、ノベルの Vice President であり Office of the CTO(CTO室) の Jeffrey T. Hawkins 氏がOSDLのボードメンバーに選ばれており、「Linux業界は、より自由なコントロールが可能であり、顧客のコンピューティング・コストをより低くするという期待から急速に発展している。ノベルは、OSDLと協業することで、エンタープライズ・コンピューティング・プラットフォームに向けたLinuxへの期待に応え、さまざまな問題を克服するためにリーダーとしての役割を果たしていく」と述べている。

 これを受け、OSDLのStuart Cohen CEOは、「グローバル・エンタープライズ・コンピューティングソフトウェアに関するノベル独自の考え方がOSDLに加わることは歓迎すべきこと。われわれは、ノベルがOSDLの業界イニシアチブ、およびミッション全体に貢献をしてくれると期待している」と語った。

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