NEC(金杉明信社長)は「C&Cユーザーフォーラム」を開催し、金杉社長が「ITとネットワークの統合が拓くユビキタス時代の経営革新」をテーマに講演を行った。同フォーラムは、今回で7回目となり、12月3日から5日までの3日間開催する。
金杉社長は冒頭、「景気は回復基調と明るい兆しがみえているが、円高やデフレ、消費動向の低迷など不透明感が依然として残っている。また、企業収益は人件費の削減で改善しつつあるものの、収益構造の改革を行わなければならない」と、新しい企業体質に向けた取り組みの必要性を述べた。
新しい成長に向けた課題としては、
――などを挙げており、「国境を越えたバリューチェーンの形成や、ユビキタス環境の活用がグローバル競争を勝ち抜くカギ」と話した。
さらに、自社の強みと外部の強みを戦略的に組み合わせた経営スタイルを可能とする「ダイナミックコラボレーション」を提唱。「コラボレーション経営を支えるIT・ネットワーク統合ソリューションを提供していく」と強調した。
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