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米デル、来年後半にノートPCの商品構成を見直しへ

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 ラスベガス発--米デルは、ノートPC製品に関して、2004年後半に見直しを行い、現在2つある製品ラインの区別をさらに明確にしていく計画だ。これにより、増加の一途をたどる顧客のニーズにより良く対応していくという。

 現在、法人向けの「Latitude」と、個人ユーザー向けの「Inspiron」では、内部のおよそ60%の部品を共用しており、表面的な僅かの違いしかない。だが、来年にはこの重複部分を大幅に減らすという。同社広報担当のAnne Camdenが16日(米国時間)、Comdexトレードショーのなかで明らかにした。

 Camdenはこの動きを、現行ラインの「微調整」と述べているが、米調査会社NPD IntelectのアナリストStephen Bakerによると、それ以上に重要なものとなる可能性があるという。

 「個人ユーザー向けとビジネス向けのものが似すぎていては、結局中途半端なものになってしまい、魅力ある製品はできてこない。」(Baker)

 この変更で主に影響を受けるのはInspironシリーズのほうになりそうだ。これは、Latitudeを購入する法人顧客が、急激な変化を好まないためだとCamdenは説明した。「Latitudeはできるだけ一定にしておきたい」(Camden)

 これ以外にも、Inspironシリーズのほうを変更する理由がある、とBaker。個人向けの製品を選びがちな中小規模の法人顧客にアピールするというのも、そうした理由の1つだという。

 「個人向けよりも法人向けに大きな関心があるDellにとって、この変更は非常に大きな意味を持つ」とBaker。「中小法人向け売上が伸びると、同時に無線ネットワーク機器やプリンターなどの周辺機器も売れる」(Baker)

 近年、Dellはサーバーネットワーク関連機器、プリンター、デジタル音楽プレイヤー、家電製品など、幅広い製品を扱うようになったが、同社の中核事業は依然としてPCの販売である。

 法人顧客と個人顧客の違いは、法人顧客のほうが無線ネットワーク技術を強く求めているいる点だとCamdenは指摘。いま売られているLatitudeの半分以上に、米IntelのCentrino 802.11bもしくは、DellのTrueMobile 802.11b/gといったワイヤレス機能が内蔵されているという。

 Latitudesは、顧客が望まない場合を除き、全機種に無線機能を搭載して出荷されている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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