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"Panther"に深刻な障害--一部の外付けHDでデータ消失の危険性

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 Mac OS Xの最新版をインストールしたユーザーの一部から、外付けハードディスクに保存していたデータが消されてしまったという問題が報告されている。

 米Apple Computerの話では、この障害は高速Firewire接続の外付けハードディスクで、Oxford Semiconductorが製造した特定のチップセットを使っているものだけに発生しているという。同社では、このチップを積んだハードディスクを使用しているユーザーに対して、Mac OS X 10.3 "Panther"にアップグレード済みのMacから、ハードディスクの接続ケーブルを抜くよう勧めている。

 「Appleは、Oxford 922ブリッジチップを使用しているFirewire接続の外付けハードディスクで、ファームウェアのバージョンが1.02の機種に問題が発生することを特定した。このハードディスクに保存されたデータが失われる可能性がある」と、同社はCNET News.comに対して発表した声明のなかで述べている。「Appleは、Oxford Semiconductorおよび影響のあるハードディスク製造元とともに、Oxford 922チップセットに存在する問題の解決にあたっている」(同社声明)

 なお、Oxford Semiconductor関係者はコメントを差し控えている。

 Appleでは、顧客に対して、問題のOxford製チップを積んだハードディスクの利用を止めるよう勧めている。「接続中のディスクに何かする前に、直ちにハードディスクをアンマウントするかイジェクト(取り出し)するべきだ」(同社)

 この問題の影響を受ける恐れのあるハードディスクは、LaCie製d2シリーズのFirewire 800ドライブなど。LaCieでは、製造番号が"1339xxxxx"か"0339xxxxx"で始まる製品に影響を受ける恐れがあるとしている。なお同製品は、2003年の4月から9月30日の間に出荷となっている。

 さらにLaCieでは、Pantherのベータバージョンを使って同社でテストを行った際には、こうした問題は見られなかったと付け加えている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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