イーフロンティア(安藤健一社長)は、10月31日から随時発売する低価格PCソフトウェア「eプライスシリーズ」の書店流通販売において、大手取次の日教販(大藤耕治社長)と事業提携したことを発表した。
これまでPCソフトは、高価格で説明が不可欠な商品であったため、家電量販店など限られた場所(約1000店舗)でしか販売されていなかった。今回、同社では、「eプライスシリーズ」の価格が1980円という普及価格帯であり、説明なしでも十分に購入できる商品ラインアップを揃えたことから、書店流通(約1万5000店舗)でも販売可能と判断した。
また、書店流通の大きな問題である「高い返品率」についても、コンピュータ関連書籍で実績のある日教販の経験をもとに、適正に配下させることで返品率の大幅低下を図る考え。具体的には、PC書籍を中心とした市場分析を行って返品率を低下させるほか、特約店制度を導入し、販売データの収集や各書店への情報交換を行う仕組みを構築していく。
10月31日に発売する「eプライスシリーズ」のラインアップは、「頭文字D高橋涼介のタイピング最速理論」、「スキルアップスーパー翻訳」、「AQUAZONE ビジュアル・エディション 水中庭園 アロワナ」、「AQUAZONE ビジュアル・エディション 水中庭園 グッピー」、「AQUAZONE ビジュアル・エディション 水中庭園 エンゼルフィッシュ」、「e-American ダイジェスト」、「キートレ」、「常識として知っておきたい日本語」の8タイトル。書店のほか、全国のPCソフトウェア取り扱いショップ、Webサイト、スーパーなどでも販売する。
今後は、04年3月末までに40タイトルの発売を予定しており、120万本の販売を目指す。書店流通の販売では、6万本、約1億2000万円の売り上げを見込んでいる。
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