米Transmetaは米国時間10月7日、Efficeonプロセッサを90nmプロセスルールで生産するパートナとして富士通を選んだと発表した。同プロセッサは、ゲート長40nmのトランジスターを搭載する富士通のCS100 90nm CMOSプロセス技術を用いて製造する。
富士通のCS100プロセスのメタルピッチは240nm、トランジスターゲート長は40nm。連結メタル層は最高11層が可能で、「高密度プロセッサに理想的なプロセスを提供できる」(Transmeta)。90nm版Efficeonプロセッサの生産は、富士通のあきる野技術センターで行う。
TransmetaのEfficeonは、デスクトップ/ノートパソコン、タブレットPC、ブレードサーバ、組み込みシステムなど向けのプロセッサ製品系列。HyperTransportバスインターフェース、DDR 400 SDRAMインターフェース、AGP-4Xグラフィックスインターフェースを搭載している。また電力管理機能LongRunを採用したことで、「長いバッテリ駆動時間を提供できる」(同社)という。
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