NTTデータは10月1日、本格的な長編映画をダウンロード方式で配信するという、ブロードバンドにおけるコンテンツ配信の市場性の検証を行うと発表した。期間は3カ月。この配信事業は、米CinemaNow社およびNTTデータの子会社である株式会社ソリッド・エクスチェンジが共同で行う。
この実験では、ソリッド・エクスチェンジが運営しているブロードバンドコンテンツサービス「BBMODE」に、「BROAD CINEMAS V.I.P」というハリウッド映画の配信チャンネルを設定。Windows Media方式、ビットレート1Mbpsのダウンロード形式で配信を行う。
DRM技術には、CinemaNow社の「Patchbay」を採用。同技術は、米国でCinemaNow社が展開している映画コンテンツの配信サービスで利用されており、権利関係に厳しいハリウッド映画などの配信で高い評価を得ている。
NTTデータでは、今回の有料配信サービスで得られたデータをもとに、ダウンロード方式による配信と映画コンテンツサービスの市場性・ビジネス性を検証する。同社では2002年12月に、1500本以上のハリウッド映画を中心とした映画コンテンツを持つCinemaNow社と提携し、国内における具体的な配信方法を模索していた。
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