NEC(金杉明信社長)と中国のソリューション企業である瀋陽東軟軟件股分有限公司(東軟、王勇峰総裁)は9月25日、業種・業務向けソフトウェア領域において提携することを発表した。
両社は、すでに01年から協業を開始しており、
──を共同で設立している。
今回、これまでの協力関係に基づき、両社製品の評価・検証、OEM供給、研究開発、新規市場開拓など幅広い提携関係を確立し、両社のソリューション事業の競争力向上およびソフトウェア事業のグローバル化に取り組んでいくことにした。
具体的な取り組みの第一弾として、NECから東軟に対して、日本市場で実績のあるWebアプリケーションサーバーソフトウェア「WebOTX」、およびシステム運用管理ソフトウェア「WebSAM」をOEM供給する。OEM製品をそれぞれのソフトウェアに組み込むことで、ソリューション提供力を強化し、国際市場の開拓を推進していく方針。
また、東軟のアプリケーションフレームワーク「UniEAP」やワークフロー製品「UniFlow」などの一部機能について、NECのソフトウェア製品への採用に向けた評価・検証を共同で実施する。
さらに、両社は、「NECフロントオフィス大連開発センター」でのソフトウェア開発規模を引き続き拡大していく計画。
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