テンアートニ、「Struts」に対応したビジュアル開発ツールなど発売

 テンアートニ(喜多伸夫社長)は、Jakartaプロジェクトが提供しているWebアプリケーションフレームワーク「Struts」に対応したビジュアルモデリングツール「Scioworks Camino(サイオワークス カミノ)」の「Professional Edition日本語版v3.0.4」、およびビジュアルオブジェクトリレーショナルマッパー「Tierra(ティエラ)」のv1.1を販売開始した。9月24日から出荷する。

 「Struts」は、機能がシンプルで習得しやすく、市場性も高いフレームワーク。その一方で開発者が実装すべきポイントが多いとされていた。「Camino」と「Tierra」を組み合わせることで、「Struts」アプリケーションの開発をビジュアルな環境で行うことができ、開発の効率化・省力化を実現することができる。

 今回新たに発表した「Camino」の「Professional Edition」は、「Camino」の最大の特徴である「ストーリーボード」を大幅に機能強化し、より洗練したモデリングツールとなっている。また、「Tierra」は、対応DBを追加したほか、従来に比べ操作性も向上した。

 「Camino Professional Edition」の主な改良点は、

  1. ストーリーボードにStruts-filesをサポート
  2. Strusts-Tiles定義ファイルの編集をサポート
  3. ブラウザでStruts-Tilesを含むJSPをプレビュー可能
  4. ストーリーボード上のパスに対して詳細情報を表示
  5. Filtering機能を使用して、ストーリーボード上のエンティティに対して表示(編集可能)/非表示(編集不可)/灰色(編集不可)の設定が可能\
  6. Struts-config.xmlやコードなどをすべて確認し、エラーを通知

 ――など。

 「Tierra v1.1」の改良点は、

  1. Oracle、Microsoft SQL Server、PostgreSQLに加え、新たにIBM DB2,MySQLに対応
  2. スキーマ、カタログ名称の動的変更機能を追加
  3. Filter機能を使用することで対象データへのアクセス改良
  4. ドキュメント、チュートリアルの拡充

 ――など。

 なお、同社サイトで、15日間期限付き評価版(日本語版)をダウンロード提供している。

テンアートニ
「評価版(日本語版)ダウンロード」

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