NECソフト(関 隆明社長)は、日本ビジネスオブジェクツ(日本BO、徳末哲一社長)と販売代理店契約を締結し、9月17日から同社製ソフトを販売開始した。両社は今後、ビジネスインテリジェンス(BI)分野におけるシステムの開発、構築およびサポートでも協業していく。
同社は、02年にDWHソリューションセンターを設立し、データウェアハウスシステムの導入・サポートを行ってきたが、今回の提携によって、「BusinessObjects Enterprise 6」の販売を開始することで、企業戦略立案を支援するソリューションの拡充を図ることにした。
「BusinessObjects Enterprise 6」は、米ビジネスオブジェクツ製ソフトウェアの最新版で、企業の膨大なデータベースを統合し、データの分析を行うことでビジネス戦略上の意思決定を支援するBIシステムを全社規模で導入・構築する際に最適なツール。
今後、同製品を利用した業種/業務別テンプレートを整備し、3年間で100セットを販売するとともに、SI、保守サービスを含めて10億円の売り上げを見込んでいる。
同社では、DWHソリューションセンターにおいて、大企業向けの製品販売およびシステム構築を進めていくほか、日本BOと協力し、製品紹介セミナーやユーザー教育などを開催していく予定。
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