米インテル、ビデオ・ストリーミング・デバイス向けUSB仕様を発表

 米Intelは16日(米国時間)、ビデオ・ストリーミング・デバイス向けUSBインターフェイスの仕様となる、「USBビデオ・デバイス・クラス仕様改訂1.0」を発表した。これは、サンノゼで開催されている「Intel Developer Forum(IDF)Fall 2003」において、USB Implementers Forum(USB-IF)が発表したもの。

 今回策定された仕様は、単機能および多機能型デバイス向けに拡張性を確保するだけでなく、コストの削減にも役立つもの。MPEG-2、MPEG-4などのビデオ・ストリーミング形式や、モーションJPEG(MJPEG)、デジタルビデオといった非圧縮ファイルのフレームに対応している。この仕様に準拠することで、独立系ハードウェアメーカーはストリーミングビデオデバイスを開発することができるほか、OSメーカーもシングルクラスのドライバの開発が可能になる。

 USB-IF議長兼Intelテクノロジーイニシアティブマネージャーのジェフ・レイブンクラフト氏は、「USBを利用することで、簡単で高速なビデオ・ストリーミングを可能にするこの先進的機能は、家電製品へのUSBの導入をより一層促進し、製品の使い勝手を、さらに向上させると期待できる」とコメントしている。

インテル株式会社のプレスリリース

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]