ソニー、凸版印刷とPDA用オンラインコンテンツの配信・開発で合意

 ソニーマーケティング ソニースタイルドットコム・ジャパンカンパニー(杉山博高カンパニープレジデント)は9月16日、「クリエ」を始めとするPDA用オンラインコンテンツの配信および新規コンテンツの開発について、凸版印刷(足立直樹社長)と合意したと発表した。

 具体的には、同社が運営するeコマースサイト「ソニースタイル」内の「PDA Style」において、凸版印刷が保有する国内最大規模のPDA向けコンテンツ2万4000アイテムの販売を9月29日から順次開始するほか、今後、凸版印刷が保有する膨大かつ多種多様なコンテンツを、PDA用にも積極的に展開、配信していく。

 これによって、PDAユーザーは、無線LAN環境やブロードバンド環境を十分に生かして、ニュースなどリアルタイム性の高いコンテンツをいつでも気軽に閲覧することが可能になるほか、コミックやマガジンなどエンターテインメントコンテンツをより身近に楽しむこともできるようになる。

 これまでソニーマーケティングでは、ソニーのPDA「クリエ」本体を販売するとともに、2000年からPDA向けソフトウェアのダウンロード販売を開始、PDAを利用したライフスタイルの提案の一環としてPDAコンテンツ配信サービスを行ってきた。一方、凸版印刷は、印刷事業で培った出版各社との豊富なネットワークを生かし、01年にはPDA向けコンテンツアグリゲーション事業「@irBitway」を開始。世界最大のPDAコンテンツアグリゲータ「Handango社」と提携するなどして、日本国内No.1のPDAコンテンツホルダとなっている。

 今後、ソニースタイルのeコマースとしてのインフラ、および凸版印刷の強みであるコンテンツ保有数、コンテンツ開発力をフルに生かせる環境を整備し、両社共同でPDA市場の活性化と、新しいPDAの利用シーンの創出を積極的に行っていく考え。

ソニーマーケティング「SonyDrive」
「ソニースタイル」
凸版印刷

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