日本電気(NEC)とNECパーソナルプロダクツは9月4日、水冷式デスクトップパソコン「VALUESTAR TX」シリーズの新モデルを同日から販売すると発表した。「VX900/7F」と「VX100/7F」の2モデル。オープン価格で、9月11日から出荷を開始する。
両モデルは、従来モデルが搭載していたIEEE802.11a/b対応の無線LANをIEEE802.11a/b/g対応に変更。また新たなデザインの外部無線LANアンテナを標準添付し、併せて受信感度の向上を図ったとする。
プロセッサは、HTテクノロジIntel Pentium4を採用。VX900/7Fは3.20GHz、VX100/7Fは2.60GHzを搭載する。メモリ容量はいずれも標準512Mバイト、最大2Gバイト。ハードディスクドライブ(HDD)容量はそれぞれ300Gバイトと250Gバイト。
VX900/7FはグラフィックアクセラレータにATI製「RADEON9800」を、VX100/7Fはファンレスの「RADEON9600SE」を採用する。DVD−RAM/R/RW、DVD+R/RWのリード・ライトが可能なDVDマルチプラスドライブも装備。こうした装備は「映像編集やオンライン3Dゲームなどのマルチメディア環境における利用に向ける」(両社)ものという。
両社はこれと同時に、ノートパソコン「LaVie」シリーズの新モデルで、液晶の輝度を従来製品と比べ20%向上した「LaVie L」の販売を開始した。またウェブ販売専用パソコンの「VALUESTAR G タイプTX」は、注文時に増設用HDDや増設メモリなどの追加を可能にした。さらに「LaVie G タイプL」ではHDDとプロセッサを選択できるようにした。いずれも同日から受注を開始した。
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