デルコンピュータ(浜田 宏社長)は9月2日、企業のIT部門のクライアントサポート業務を代行するサービス「クライアントPCヘルプデスクパッケージ」を販売開始することを発表した。IT担当者の負担を軽減し、企業のTCO削減を支援することが目的。ユーザーは、同社の製品を購入する際、同時にヘルプデスク業務の委託を申し込むことができる。
同サービスは、企業のクライアント数・サービス内容(3種類)別に料金体系を明確にパッケージ化していることが特徴。また、他メーカー製のクライアント製品、周辺機器のサポート業務にも対応するため、デル製・他社製のクライアントが混在している環境においても、サポートの問い合せ窓口を一元化することが可能となる。
サービスの対象となるのは、クライアントPC(他社製含む)、プリンタ、ネットワーク機器。これらの製品に対し、「パッケージ1」では、電話での障害切り分けを行い、修理サービスを実施する。価格は、50−100台が1万円/台、101−500台が8000円/台、501−1000台が7000円/台、1001台以上が6000円/台。
「パッケージ2」では、障害か所が不明な場合、オンサイトサービスでの障害切り分けを行い、「パッケージ1」の内容に加えて、HDD障害時にはOSイメージ復旧、ネットワークパラメータ再設定を実施する。価格は、50−100台が1万5000円/台、101−500台が1万3000円/台、501−1000台が1万2000円/台、1001台以上が1万円/台。
「パッケージ3」では、障害か所が不明な場合、オンサイトサービスでの障害切り分けを行い、「パッケージ2」の内容に加え、HDD障害時には指定ファイルサーバーからのデータ移行を実施するほか、月例報告会を行う。価格は、50−100台が2万円/台、101−500台が1万7000円/台、501−1000台が1万5000円/台、1001台以上が1万3000円/台。
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