マイクロソフトは8月28日、Office Systemを構成するポータルサーバ・ソフト「Office SharePoint Portal Server 2003」日本語版を発売すると発表した。ボリュームライセンスは9月1日に、パッケージ製品は10月24日に販売を開始する。
価格はいずれもオープンだが、推定小売価格は、ボリュームライセンスが1ライセンス当り763万9000円から。パッケージ製品は103万円。ボリュームライセンスには2年、3年と使用可能期間を限定した低価格ライセンスも用意する。
SharePoint Portal Serverは企業内に存在するコンピュータの情報を統合・共有化し、ポータルサイトを構築するためのサーバソフト。新製品では他のOffice System製品との連携機能を強化し、WordやExcelなどのクライアントアプリケーションから、直接SharePoint Portal Server 2003の情報にアクセスできるようにした。
中核技術にはサーバOS「Windows Server 2003」の情報共有化・ウェブサイト作成サービス「Windows SharePoint Services」を採用。同サービスで作成した部門やプロジェクトごとに、チームサイトを作成できる。
また、ウェブサーバやデータベースサーバを追加・拡張できるシステム構成とした。ポータル上のデータ格納サーバには「Microsoft SQL Server 2000」を採用し、従来製品より大規模なデータ管理や運用を可能にしたという。
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