メルコは8月5日、ローソンの郵便局内コンビニエンスストアに、FREESPOT協議会が推進する公衆無線LANサービスが導入されたと発表した。
このサービスは、東京都渋谷区の代々木郵便局内で8月5日に開店した、郵便局内コンビニエンスストア「ポスタルローソン」1号店の「お便りコーナー」で提供する。このコーナーでは、郵便局の利用者に、CD試聴や電子図書閲覧などのサービスを提供している。
この公衆無線LANサービスは、8月26日に神奈川県横浜市の青葉台郵便局内に開店するポスタルローソン2号店にも導入される予定。両店舗には、FREESPOT協議会の協賛企業である日本テレコムがmADSL回線「ODN」を提供する。「郵便局で待つ人や、コンビニエンスストアを利用する人に、自由に無料でインターネット接続が楽しめる空間を提供する」(メルコ)という。
FREESPOT協議会とは、メルコが主宰する公衆無線LANの普及促進団体。メルコや日本テレコムのほか、東芝、シャープ、松下電器産業、KDDIなどが協賛・参加している。同協議会の公衆無線LANサービスは現在、国内の587拠点のほか、英国、米国、中国、台湾の4つの地域でも提供している。ユーザーは11Mbps無線LAN対応のノートパソコンやPDAから利用が可能。利用料金はホテル、喫茶店、家電製品量販店などが個別に設定している。
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