記録型DVD会議は7月31日、記録型DVD商品の普及を加速するため、「RAMコンパチブル」ロゴをマーケティング・ロゴとして制定し、8月1日から普及を図っていくと発表した。
このロゴは、現在普及が進んでいるDVD-RAM商品に、ビデオレコーディングフォーマットに準拠した映像を記録・再生、または再生が可能な機器であることを消費者が一目で認識できるようにするもの。
記録型DVD会議は、DVDフォーラムで制定した記録型DVDフォーマット(DVD-RAM、DVD-R、DVD-RW)に基づく商品の普及と、その市場の拡大を目指す団体。01年4月に発足以来、今年度で発足3年目になる。
現在、会員数94社(日本:56社、アジア:17社、北米:17社、欧州:4社)の業界最大の団体で、これまでに日本国内で14回、海外で4回のセミナーを実施するとともに、WPCやCOMDEXなどの展示会活動を通じて記録型DVDの普及とプロモーション活動に務めてきた。
今回策定した「RAM コンパチブル」ロゴは、ビデオレコーディングフォーマット(Video Recording Format)に準拠してDVD-RAMに映像を記録・再生できる機器、およびビデオレコーディングフォーマットで記録したDVD-RAMを再生できる機器であることを示すもので、このことを消費者が機器の購入や使用に際して容易に認識できるようにすることが目的。
また、記録型DVD会議では、「RAM コンパチブル」ロゴの策定とともに、今後記録型DVDの互換性を確保するため「互換性ワーキンググループ」を発足した。
このワーキンググループでは、
――に関する3つのサブ・ワーキンググループを設け、新たに参入する企業や新製品開発をサポートすることで記録型DVDの互換性を確保していく。
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