ソニーは7月17日、名刺入れサイズの新型PDA、CLIE(クリエ)PEG-UX50を発表した。幅103×高さ86.5×奥行き17.9mm、重さ約175gの本体に、バックライト付き横長カラー液晶画面、キーボードを備える。IEEE 802.11bおよびBluetoothに対応し、無線通信/ネットワーク接続が可能。画素数約31万画素のカメラも搭載する。
PEG-UX50はCLIEシリーズのなかで最小サイズという。本体や内部シャーシには、マグネシウム合金を使用した。パソコンと同等の配列のキーボードはバックライトを内蔵する。画面サイズは3.2型で、480×320ピクセルの表示が可能。
無線LANアクセスポイントを自動検出して表示するのでネットワーク接続が容易という。Bluetoothに対応したことで、接続ケーブルを使用せずほかの機器とデータ交換ができる。
カメラはキーボードと画面をつなぐヒンジ部に組み込まれており、レンズを前後方向に300度回せる。画面をファインダーとして使い、静止画および動画を撮影できる。
ソニー "クリエ"『PEG-UX50』
メモリはメインメモリ16Mバイトに加え、動画や音楽など大容量データの保存が可能な約22Mバイトのメモリを別途内蔵する。「メモリースティック無しでも容量の大きいデータを保存し、持ち歩ける」(同社)
発売予定日は8月9日で、価格はオープン。市場推定価格は約7万円と見込む。販売はソニーマーケティングが行う。
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