SAS Institute Japanは7月17日、2004年に発売予定の「Linux版JMP(ジャンプ)日本語版」のベータ評価プログラムを提供開始すると発表した。JMPのホームページ(http://www.jmp.com/japan/)で、同日より企業ユーザーやアカデミックユーザーを対象に申込受け付けを始める。
JMPは対話的に試行錯誤し、データから結論を導き出す探索型データ分析ソフトウェア。データサイズに制限がなく、工学/医学/社会科学など、さまざまな分野の解析をカバーする。SASシステムのデータとも相互利用できる。対話形式によりマウスでメニュー項目を選ぶと、出力される統計量とともに表示されるグラフ、テーブルから、視覚的にデータパターンを発見したり、モデルをあてはめたりできる。また、ユーザーが指定する変数の尺度や役割に応じて、自動的に最適な分析手法を選択、実行する。
JMPは現在、Windows XPとMac OS Xにネイティブ対応した製品を発売中。Linux版は2004年第1四半期に製品版のリリースを予定している。「プラットフォーム固有の機能を除き、Linux版でもWindows版/Macintosh版と同様の機能を備える」(同社)
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