マイクロソフトとセゾン情報システムズは7月15日、ビジネス・インテリジェンス・システムを短期間で構築する連携ソリューション「SQL Server Accelerator for HULFT」を、同日より共同提供すると発表した。「高度な分析プロセスを自動化し、ビジネス・インテリジェンス・システムの構築期間を40パーセント短縮できる」(両社)としている。
ビジネス・インテリジェンス・システムの導入を簡易化するために、さまざまなプラットフォーム上の業務アプリケーションで蓄積したデータをデータウェアハウス転送したり、高度な分析を実現するための複雑な分析軸の設定や、ウェブ・クライアント・アプリケーション作成の自動化といった機能を備える。
同ソリューションは、セゾン情報システムズの企業内/企業間通信ミドルウェア「HULFT5/6」と、マイクロソフトの「SQL Server 2000」を組み合わせたもの。ビジネス・インテリジェンス・システムの導入を簡易化するために、さまざまなプラットフォーム上の業務アプリケーションで蓄積したデータのデータウェアハウスへの転送、高度な分析を実現するための複雑な分析軸の設定、ウェブ・クライアント・アプリケーション作成の自動化などを行える。
両社は今後、SQL Server Accelerator for HULFTを共同で提供するほか、導入・保守も両社で実施できる体制を整える。また、包括的な技術情報やトレーニングカリキュラムを共同開発したり、共同プロモーションを通じて販売機会の拡大を目指す。
SQL Server Accelerator for HULFTの主な機能は以下の通り。
両社は協業により、「作業負荷や高額な投資といった障壁を取り除き、ビジネスインテリジェンスの普及に貢献したい」と述べている。
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