マイクロソフトは7月9日、インターネットから同社のソフトウェア開発ツール「Visual Studio .NET 2003」を無償で試用できるサービスを始めたと発表した。サービス名は「Visual Studio .NET 2003 “free online”」。
マイクロソフトがインターネット上でホスティングするVisual Studio .NET 2003 の開発環境を、ユーザーがパソコンからブラウザ経由で操作できるようにする。これにより、同ツールを購入していない開発者や、Windows 98/Me などのVisual Studio .NET 2003非対応のOSを使用する開発者に、インターネット上でプログラミング環境を提供する。
またマイクロソフトは同サービスと並行して、Visual Studio .NET 2003を使ったプログラミングコンテスト「ノータッチ デプロイメント プログラミング コンテスト」を開催する。ウェブサーバに設置し、インターネット上から実行可能な.NET Framework1.1対応のアプリケーションを募集する。応募作品はコンテスト事務局で審査を行った後、実際に動作可能な状態でマイクロソフトのウェブサーバ上に設置し、一般公開するという。
Visual Studio .NET 2003と同プログラミングコンテストの実施期間はともに、7月9日〜9月30日。マイクロソフトでは、この2つを実施することにより、「Visual Studio .NET 2003の開発生産性や、.NET Framework 1.1 環境の堅牢性を、より多くの開発者へ示し、.NET Frameworkの対応アプリケーションの開発を促進する」としている。
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