ACCESS、iモードによるクレジットカード決済に向けて赤外線通信ソフトを提供

ニューズフロント(CNET Japan特約)2003年07月07日 18時38分

 ACCESSは7月7日、NTTドコモのiモード対応携帯電話機向けに、赤外線通信によるクレジットカード決済の仕様を提供したと発表した。ACCESSはこの仕様に基づき、iモード携帯電話に向けに赤外線通信決済用のiアプリを、決済を処理する店舗側端末に向けて赤外線通信ソフトウェア「IrFront V2.0」を提供する。

 iモードから赤外線通信を通じてクレジットカード決済を行うサービスの開発と運用については、2003年4月7日に、NTTドコモとビザ・インターナショナル(Visa)が日本信販などカード会社数社と合意に達している。現在、端末に赤外線通信機能を搭載したNTTドコモの携帯電話「504i」/「504iS」シリーズを使用して、2004年春までの商用化をめどに実験を行っている。

 今回ACCESSが504i/504iSに向けて提供する赤外線決済の仕様は、Visaが策定した「近接通信支払用金融情報仕様」に準拠し、IrFrontを通じた決済に対応する。

 IrFrontはACCESSが開発した赤外線通信プロトコルスタック。NTTドコモの504i/504iSシリーズのほか、赤外線通信機能を備えたJフォンの携帯電話「J-N51」などにも提供する。

ACCESSの プレスリリース

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