フリービット、ソニーと協力しIPv6利用のユビキタスCE機器制御実験を開始

WebBCN (コンピュータ・ニュース社)2003年07月03日 10時25分

 フリービット(石田宏樹社長)は、ソニーおよびソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズの協力を受け、7月2日から「Feel6Farm」で、コンシューマエレクトロニクス(CE)機器の制御実証実験「IPv6ユビキタスCE機器制御実験 on Feel6Farm」を開始した。

 「Feel6Farm」は、次世代のインターネットプロトコルIPv6環境を、既存のIPv4接続環境で実現する技術「Feel6Technology」を利用した実証実験。今回新たに開始する実証実験は、ソニーのIPv6実験用特別版「コクーン チャンネルサーバー」を利用し、家電機器やパソコンへのリモート操作機能によって実現する新たな「ライフスタイル」を追求することが目的。

 また、CE機器のリモート操作機能が、多くのISP(協力ISP73社、7月2日現在)の提供環境で利用できるという柔軟な接続性を証明する。

 期間は8月31日まで。従来7月末まで予定していた「Feel6Farm」の実験期間を延長して行う。

 実験参加者は、ジャーナリストの木村太郎氏や、慶應義塾大学環境情報学部教授の村井純氏を始めとしたさまざまな分野で活躍している著名人と、「Feel6Farm」で追加選定した新たな3人の一般インターネットユーザー。

 実験参加者に対しては、期間中、各種機器・ソフトウェアを無料貸与し、携帯電話端末を利用した

  1. 「コクーン」へのダイレクトかつリアルタイムなリモート操作機能
  2. 自宅パソコンハードディスク内のメール環境へのアクセス(8月対応予定)

 ――など、外出先からの便利な機能を体験してもらう。

 なお、著名人の実験参加者の体験記を「Feel6Farm」ホームページ内で「IPv6新ライフスタイル」として定期的に紹介していく予定。

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