セイコーエプソン、東証一部市場に上場、初値は3690円

　セイコーエプソン（草間三郎社長）は6月24日、東証一部市場に上場した。業種は電気機器、証券コードは6724。2600円の公開価格を41.9％上回る3690円で初値がつき、同日終値は3510円だった。

　同社は、インクジェットプリンタやスキャナを始めとする情報関連機器、電子デバイス、精密機器などの開発、製造、販売、サービスを手がけている。今回の上場に際して、有償募集増資を実施しており、これによって従来までの125億円から490億円に資本金を増加している。

　02年3月期の連結業績は売上高1兆3224億5200万円、営業利益493億5900万円、経常利益417億1300万円となっており、03年3月期については、売上高1兆4693億円（前年比111.1％）、経常利益550億円（同131.9％）を予想している。

セイコーエプソン