サイボウズ(高須賀 宣社長兼CEO)は6月17日、中小規模向けグループウェア「サイボウズ AG」の後継製品である「サイボウズ Office 6」を今夏から販売開始すると発表した。
価格は参考価格として、10ユーザー版が7万9800円、50ユーザー版が19万8000円となっている。発売後1年間で新規ユーザー35万人の獲得を目指す。
「Office 6」は、従来製品よりもユーザービリティの向上を図っており、ユーザーインターフェイスを刷新し、ユーザーの利用頻度が高い機能やアイコンなどは自動的に使いやすい場所などに配置するようにした。
また、各ユーザーがトップページのレイアウトを自由にカスタマイズできたり、好みの色やパターンにデザインを変更することができるなどの「パーソナライズ」機能を加えた。さらに、社外ユーザーとのスケジュール転送機能や、日報週報の作成支援機能の追加、スケジュールとToDoリストの連携なども強化した。
高須賀社長兼CEOは、「『サイボウズ AG』では豊富な機能を付け加えた反面、使いやすさが損なわれた部分があった。『Office 6』では、当社の製品コンセプトである“使いやすさ”を追い求めた」と語った。
なお、「Office 6」の販売プロモーションパートナーとして、吉本興業のタレントである明和電機の土佐信道氏を起用。今後、土佐氏を起用した広告展開を開始する予定。
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