インテルは6月17日、企業向けのウェブアプリケーション性能解析ツール「インテルVTuneエンタープライズ・アナライザ2.0 .NET Edition」を発表した。「当社製プロセッサを搭載したシングル/マルチ層のプラットフォーム上で、より容易かつ効率的なウェブアプリケーションの最適化を支援する」(同社)としている。
同ツールは、インテルCeleronプロセッサ、インテルPentiumプロセッサ、インテルXeonプロセッサ、インテルItanium/Itanium 2プロセッサに対応する。このツールを使用してパフォーマンス試験を実施することで、システムの出荷前に分散型ウェブ環境におけるパフォーマンス低下の原因を容易かつ効率的に分離/探知し、解決できるという。「特に、Microsoft .NETアプリケーションのパフォーマンス向上を目的とする」(同社)
VTuneエンタープライズ・アナライザは、DCOM、Microsoft SQLなどシステム間の応答時間をアクティベーションレベルで監視し、システム間でのオブジェクトの呼び出し状態を視覚的に表示できる。マルチ層の解析後に、「インテルVTuneパフォーマンス・アナライザ」を使用して、個々のシステム解析の詳細検証も行える。また、ウェブアプリケーション用負荷試験ソリューションである、エンピレックスのe-Loadや、マーキュリー・インタラクティブ・ジャパンのLoadRunnerと統合し、テストを迅速に実施できるという。
インテルVTuneエンタープライズ・アナライザ2.0 .NET Editionは、エクセルソフトが販売する。価格は160万円。
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