ソニーとサンディスクは6月17日、両社がメモリースティック製品に関してクロスライセンス契約を結んだと発表した。これにより、「今後さらに広範囲にわたる協力を行い、メモリースティック市場の拡大を目指し、積極的な販促活動を展開する」(両社)という。
ソニーとサンディスクは2001年9月より協業関係にあり、今年1月には、共同開発の次世代メモリスティック規格「メモリースティックPRO」を発表している。今回の契約締結により、両社は今後、それぞれが所有する技術を利用したさまざまなメモリースティック商品の開発が可能になるという。
またサンディスクはすでに、メモリースティックPROの製造/販売権利を持っているが、今後は、メモリースティックDuoやメモリーセレクト機能付メモリースティック、メモリースティック拡張モジュールなど、より広範なメモリースティック製品の製造と自社ブランド販売が可能になる。サンディスクでは、これら製品の製造を今年第2四半期中にも始めるとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」