センドメール、日本ヒューレット・パッカード(日本HP)、ヒューレット・パッカード・ソリューションデリバリ(HPSD)の3社は6月12日、Linuxベースのメールソリューションを日本市場で共同展開すると発表した。
米Sendmailと日本HPの米国本社であるHewlett-Packard(HP)はグローバルアライアンス契約を結んでおり、今回の協業はこれを日本市場で展開するもの。
3社の共同体制により、Sendmailと日本HPの業界標準高性能サーバ「HP ProLiant」と、HPSDのクラスタミドルウェアを組み合わせ、「コストパフォーマンスと可用性の高い、Linuxベースのメール・システムを提供する」(3社)。
Sendmailのメッセージング製品は、オープンソースの「sendmail」をベースとしたSendmail Switch、Sendmail Advanced Message Server、Sendmail Directory Server LDAPサーバ、Sendmail HVMSの4種類。対象OSはRed Hat Linux、SuSE Linux(United Linux)、MIRACLE LINUX、Solaris、AIX、Windows NT/2000。
日本HPのProLiantはSendmailのベンチマークテストにおいて、メッセージ配送速度、スループットでハイエンドUNIXサーバを上回る結果を出しており、数千〜数万人の従業員が利用する大規模エンタープライズメールシステムでコストパフォーマンスを発揮するという。
Sendmail、ProLiant、クラスタミドルウェアを組み合わせたLinuxメールソリューションは、HPSD、および日本HPとセンドメールのパートナ各社経由で販売する。各種のプロモーションは3社共同で実施する予定。
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