オープンソース文化の普及・啓蒙活動を推進するオープンソースグループ・ジャパンは、米国の非営利団体Open Source Initiative(OSI)が、米SCO GroupによるIBM訴訟に対して、自らの考え方や立場を述べた、いわゆるポジションペーパーの日本語翻訳文書を、本日よりウェブで公開すると発表した。
OSIによるこのポジションペーパーは、OSIのPresidentであるEric Raymond氏が中心となって書き上げ、SCO Groupが主張する事項に対するOSIとしての見解をまとめたもの。この文書は今年の3月10日に公開されたあと、現在は5月26日公開のRevision 1.14まで改訂が進められている。
オープンソースグループ・ジャパンは、今回の訴訟に関連して、オープンソース・ソフトウェアに対して不要な不安、不確実、不信情報が錯綜する可能性を憂慮し、この文書を翻訳し、広く一般に公開することにしたという。
なお、オープンソースグループ・ジャパンによれば、この翻訳文書に書かれている意見は、原文の著者のものであって、同グループおよびその支援組織の考えを反映しているわけではないとしている。
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