高みの見物を決め込む米リンドウズ:SCOの訴訟関連騒動で

 米Lindows.comは米国時間5月29日、米SCO GroupがUnixを不正に流用されたと主張していることに対して、「自社のOSはほとんど問題ない」との見解を明らかにした。Lindows.comはLinuxのコンシューマ向けOS、Lindowsを販売している。

 SCOは米IBMに対し、Unixのライセンス提供契約に違反したとして10億ドルの損害賠償を求め、さらにUnixコードの一部がLinuxに不正使用されているとして、世界中の大手企業1500社に、「Linuxを使用する企業は責任に問われる可能性がある」との警告状を送りつけていた。

 またSCOは今月初め、業績貢献度が低いとして、Linuxディストリビューションの販売から撤退することを明らかにしている。

 Lindows.comは「2001年、SCOはLindowsに対して技術を提供する契約を結んでおり、それは現在も引き続き有効だ」としている。同社CEOのMichael Robertsonは「この契約により、Lindows.comは他の会社とは異なる状況にある。Lindowsを利用する企業、教育機関、および一般家庭ユーザーは、SCOとの裁判沙汰に巻き込まれることはないと思ってもらってよい」と語った。

 また、Lindows.comの広報担当者Cheryl Schwarzmanは、「契約の具体的な内容については明らかにできない」とした上で、同社が2年前、契約を獲得するためにかなりの金額をSCOに支払ったことを示唆した。

 SCOの広報担当者は「Lindows.comの意見を確認していないので、コメントできない」と述べている。

 SCOの今回の動きについて、最終的な成り行きとその影響は、依然として予断を許さない。SCOはUNIXのライセンス契約に合意した企業が、別のプロジェクトでソースコードを流用していないかを調査するため、今年初めに著名な弁護士David Boiesを雇っている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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