NTTドコモは5月28日、関東総合通信局より、神奈川県横須賀市において第4世代(4G:fourth generattion)移動通信システムの伝送実験用無線局の予備免許を取得したと発表した。これにより同地区で4G移動通信システムの屋外実験を開始する。
4Gはブロードバンドサービスが可能なIPベースの移動通信システム。国際電気通信連合(ITU)の電気通信標準化部門(ITU-T)によって2002年7月に基本コンセプトが正式承認された。2010年までに実用化が予定されている。
NTTドコモは2002年10月、4G移動通信システムを使った室内信号伝送試験で、下りリンク100Mbps、上りリンク20Mbpsの信号伝送に成功している。今回の実験では屋外実伝搬環境における4G移動通信システムシステムの要素技術確立を行う予定。
検証する無線アクセス方式は、下りリンクは移動端末から屋内基地まで環境に応じて最大の転送速度が可変のVSF-OFCDM方式、上りリンクでは高効率の高速パケット通信が可能なVSF-CDMA方式を対象とする。
検証する要素技術は、
の4つ。
また同社は今回の屋外実験を通じて、ITUの無線通信部門(ITU-R)で検討が進む4G移動通信システムの国際標準化にも積極的に協力していく予定という。 実験は2005年を超えて続く見通し。
NTTドコモプレスリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/03/whatnew0528.html
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/02/whatnew1009.html
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