ニューヨーク州当局、刑事容疑でスパム業者を初告訴

 ニューヨーク州当局は14日、同州初のジャンクメールに対する刑事事件で、電子メールマーケティング業者「Buffalo Spammer」を逮捕した。

 ニューヨーク州司法長官のEliot Spitzeは、司法当局が同州バッファロー在住のHoward Carmackを、4つの重罪と2つ軽犯罪の容疑で告訴したことを14日明らかにした。Carmackは他人の身元盗用や身元偽造により、インターネットサービスプロバイダ(ISP)EarthLink経由で8億2500万通以上もの電子メールメッセージを送付したとされている。

 Carmackは盗難されたクレジットカードや偽文書などを用いて、EarthLinkに340以上のアカウントを設けたとされ、EarthLinkがこれによって被ったネットワーク資源や無効アカウントの被害額は、100万ドル以上とされている。

 「スパム自体は違法ではない。スパムが、偽造行為や身元盗用と絡んでいる点が犯罪なのだ」とSpitzerは電話記者会見で述べている。

 Spitzerによると、Carmackに対する刑事訴訟は、身元盗用に関する同州法を適用した、初の裁判になるという。この裁判により、同州が急増中の身元盗用犯罪と対決できるばかりでなく、「他のスパム業者にメッセージを伝える」ことにもなる、とSpitzer。

 1週間前には、CarmackがEarthLinkのアカウントを不正取得したとして、同社が連邦裁判所に訴えていた裁判で、EarthLinkは1640万ドルの賠償金と、裁判所命令を勝ち取った。昨年11月アトランタの連邦裁判所に起こされたこの訴訟では、36歳のCarmackがジャンクメールを配信するため、クレジットカードの窃盗や身元盗用などの違法行為を行なって、同社に数百ものアカウントを不正に設けたとされている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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