日本IBM(大歳卓麻社長)は、IBMのWebアプリケーション・サーバーソフトウェア「WebSphere Application Server」の技術者向け認定制度「IBM WebSphere技術者認定制度」を拡大し、初級クラスの認定「WebSphere Applicationアドバイザー」を新設。5月12日から認定試験を開始した。
「WebSphere Application Server」は、オンデマンドなビジネスアプリケーションを開発するための基盤となるソフトウェアとして、多くの先進企業への実績をもっており、Java、Webアプリケーションの急速な普及とともに、その技術者の需要が増大している。
「WebSphere技術者認定制度」は、こうした需要に応えるために1999年に体系化したもので、今回、プロフェッショナルとして知識と経験を問う中級レベルの「WebSphereエンジニア」と深い専門知識と経験の保有を認定する最上級レベルの「Websphereエキスパート」に加え、新たに基礎知識を認定する初級レベル「WebSphere Application アドバイザー」を新設した。
技術者は、同認定の資格を獲得し、自分のもつ技術力、専門知識を客観的に証明することによって、活躍の場をさらに拡大し、キャリアアップを図ることが可能となる。
今後、同社では、初年度で「WebSphere Applicationアドバイザー」の資格取得者数1000人達成を目指し、期間限定の認定試験受験料/試験対策受講料割引、販売支援、技術支援、技術相談会など、ビジネスパートナーに向けた取得推進施策として幅広いキャンペーンを実施していく予定。
その一環として、5月27日−29日に東京国際フォーラムで開催する「IBM Software World 2003」と同時開催する「IBM developerWorks Live! with WebSphere2003」において、無料(通常は1万円)で試験を実施する。
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