グリッドコンピューティングの商用化に取り組むIBMは28日、同社のグリッドビジネスについて新たな発表を行う予定だ。「グリッド」とは複数のコンピュータやストレージシステムを連携させることにより大規模な処理能力を実現する技術。グリッドコンピューティングはもともと大学や政府機関などで用いられていた技術だが、IBMやSun Microsystemsなどが一般の企業向けコンピューティング機器にも応用可能と考え商用化に取り組んできた。
IBMは今回、RBC Insuranceなど大手3社にグリッドシステムを販売したことや、農業化学業界や大学の研究など、4つの分野向けに新たに開発されたグリッド技術のパッケージ製品の発売を開始することなどを発表すると見られている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」