ミノルタは4月25日に、2003年3月期通期(2002年4月〜2003年3月)の業績予想を修正したと発表した。通期連結業績の売上高は5280億円となり、2002年11月8日の中間決算発表時に公表していた5250億円から0.6%増加する見込み。経常利益は同中間決算発表時予測の130億円から69.2%増の220億円に、最終利益も25%増加し、125億円となる。
通期単独業績では、売上高が前回予測から2.2%増の2963億円、経常利益は同77%増の177億円。最終利益は同98.3%増の119億円となる。
為替レートがこれまでの前提よりも円安に推移したこと、原価低減による粗利率の好転、また構造改革の加速による販売費と一般管理費の削減が進んだことが要因という。
なおミノルタは、有価証券評価損として約60億円の特別損失を計上する予定。先の予想時に想定しえなかった株価下落があったためという。ただし、厚生年金基金代行返上に伴う特別利益約26億円の計上や法人税などの減少があることから純利益は、単独・連結ともに先の予想を上回る。
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