沖電気工業は4月22日、VoIPによる音声通信とWebベースのアプリケーションおよびサービスを融合するアプリケーションサーバ、CenterStage ASの販売を同日より始めると発表した。出荷は7月から。
沖電気はCenterStage ASを、「VoIPアプリケーションサーバをベースに、Webアプリケーションサーバを連携した製品」と説明する。「VoIPとWebの融合サービスを短期間で実現でき、サードパーティでも容易にアプリケーションを開発できる」(同社)
同サーバは、業界標準SIP APIのSIP Servlet APIに対応しており、SIP Servlet上でVOIPアプリケーションコンポーネントを標準提供する。SOAPを使った通信も可能なので、Webアプリケーションを提供するWebサーバとCenterStage ASがネットワークで分散配備されていても、VoIP/Webアプリケーションの連携/融合が可能という。
CenterStage ASの価格は、加入者数5万人/標準構成で9000万円からとする。「コンシューマー向けのVoIP/Web融合型サービスや、エンタープライズ向けASPサービスを提供する通信キャリア/ISP市場に対して積極的に提供していく」(同社)
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